大磯町史9

別編 自然 A5判 758ページ 平成8年刊行

豊かな自然を限りなく調査して

  • これまでに、大磯町が取り組んできた自然に関する調査報告書は、部分的な分野に限られたものだけでした。この『大磯町史 9 別編 自然』は29項目にもわたって、現在の大磯町の自然状況を一時的に調査した報告書です。
  • 本書は気象、気候、地形・地質、植物、動物、自然の景観、自然災害史の六章から構成されています。第一章は過去のデータをもとに大磯町の気象・気候の特徴を著し、第二章地形・地質では、大磯丘陵にふれ、そこに分布する大磯層や鷹取山層などについて解説しています。第三・四章の植物・動物に関しては、町内を許される限り調査するとともに、現在確認できる文献を参考にし考察しましたが、その結果全体的に近隣市町に比べて種の多さが確認されました。第五章自然の景観では、町内でも極めて自然度の高い高麗山・照ヶ崎の特徴について解説しています。最後の第六章は災害の歴史を紹介しており、今後発生が想定されている神奈川西部地震など、自然災害発生時における防災の一助になれば幸いです。
別編 自然
気象・気候
地形・地質
1 地形
2 地質 (2‐1 表層地質    2‐2 地盤地質)
3 化石 (3‐1 大磯層の化石   3‐2 二宮層の化石)
植物
1 種子植物・シダ植物
2 蘚苔類
3 地衣類
4 海藻
5 キノコ
動物
1 ホ乳類
2 鳥類
3 ハ虫類
4 両生類
5 魚類  (5‐1 淡水魚類 5‐2 海産魚類)
6 昆虫類 (6‐1 ハチ類  6‐2 甲虫類  6‐3 チョウ類  6‐4 バッタ・キリギリス・コオロギ類  6‐5 トンボ類)
7 甲殻類
8 クモ類
9 貝類  (9-1 陸産・淡水産貝類  9-2 海産貝類)
自然の景観
1 高麗山の森
2 照ヶ崎の自然
自然災害史