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A5判 99ページ 平成11年3月刊行
収録内容
中世高麗寺領の復元的研究
大磯町史執筆委員 則竹雄一
内容
限られた資料をもとに、中世高麗寺領の景観復元を試みる。
大磯銀行の設立・展開とその破綻処理
大磯町史執筆委員 佐々木哲也
内容
大磯初の地元銀行「大磯銀行」が地元の資産家たちを中心に明治33年設立された。
設立から破綻(大正末年)に至るまでを素描する。
神奈川県下の盆の「砂盛り」について
大磯町史執筆委員 長田 平
内容
大磯町内および神奈川県内の特徴的行事、盆の「砂盛り」の各地呼称を中心に分析しその意義を考察する。
土器からみた「相模」の成立過程
大磯町史執筆委員 田尾誠敏
内容
考古資料「土器」の持つ地域性と分布範囲の変化を通して、古代相模地方が律令支配体制を受け入れていく過程を概観、試論する。
大磯町のホ乳類
神奈川県立宮ヶ瀬ビジターセンター 青木雄司
内容
大磯町内のホ乳類は近隣の自治体に比べ種類が多い。
過去、現存の生息種6種について解説する。
大磯町とキノコ
神奈川キノコの会 七宮 清
内容
当時高麗山の麓にあった「県林業指導所(昭和32~43年)」に勤務した著者が大磯で採取した珍しい3種のキノコを取り上げ随想する。