国府祭(こうのまち)
著者名 : NPO法人 大きなおうち
出版年 : 平成26(2014)年
出版者 : NPO法人 大きなおうち
請求記号:
386 |
コウ |
46 |
図書館利用の普及啓発事業、読書推進に関する事業、図書館等における文化活動事業を行う、
町内のNPO法人大きなおうちの企画・製作・著作によるDVD作品。録画時間11分22秒。
5月4日の道浄めと浜降りの神事、5日の総社御大祭、神揃山神事、七度半迎神の儀、
大矢場祭事の様子を静止画で記録している。ナレーションは『相模国府祭の御由緒』六所神社/編、
『大磯町史』を参考とし、構成されている。
大磯町史民俗調査報告書 三
国府の民俗(三)
著者名 : 大磯町
出版年 : 平成7(1995)年
出版者 : 大磯町
請求記号:
K38.1 |
18 |
『大磯町史民俗調査報告書』全5巻の3巻目であり、『国府の民俗(三)』として
国府本郷・国府新宿・石神台地区についてまとめられている。
口絵4頁、256頁、巻末にある用語索引8頁。
口絵には「座問答(平成6年)」「浜降りの行事(昭和48年)」のカラー写真あり。
編集は大磯町、『大磯町史 民俗編』の基礎資料を得るために調査した内容をまとめた。
本調査は平成4年7月に国府新宿・石神台地区、平成5年3月に国府本郷地区にて行い、
また随時補充調査を実施した。
国府祭は218頁から225頁に記載されており、国府祭の準備から順を追って整理されている。
「国府祭の概念図と道淨め・浜降り行事の順路」「五月五日 国府祭神事次第」
「神揃山祭場の概念図」ほか写真3点を収載。
国府祭の他には、国府本郷・国府新宿・石神台地区の概要や社会生活、生産生業、魚撈、
諸職、交通・交易、衣食住、人生儀礼、年中行事(国府祭を含む)、信仰、口承文芸について
記載されている。
相模国府祭の研究
著者名 : 湯口 英嚴
出版年 : 昭和29(1954)年
請求記号:
K38.1 |
11 |
著者は湯口英嚴(ゆぐち えいげん)、国府町社会教育委員。
巻末に「日吉の僧正 英嚴」とあり、当館所蔵『蓮華院寺伝』(K18.1/7)
p15の「第二十六世 大僧正 英厳」と思われる。
自家版、複製。元は謄写版印刷と推測される。
22頁、25cm。
目次は「国府祭の沿革」、「国府祭の名称」、「国府庁と国府祭の起原(ママ)」、
「六所明神之縁記并北條家虎之印江雲之直筆(写による)」、「現在の祭式次第(昭和29.6.21)」、
「徳川氏寄進状御朱印」、「相模国守の任官表」とある。
寒川神社誌 相模國一之宮
著者名 : 寒川神社
出版年 : 平成25(2013)年
出版者 : 寒川神社
請求記号:
K17.3 |
9 |
編集は寒川神社。
A5版。500頁。
明治44(1912)年に刊行された『寒川神社志』発行より百年を記念して、
平成25(2013)年1月に発刊。
平成23(2011)年に、寒川神社の宮司である刀根康教が、國學院大學教授・中西正幸に
依頼し、編纂委員会が設立された。
内容として、古文書、古記録はもとより、現代の資料等を加えている。
国府祭については、第五章・第一節にて語られている。
該当頁は、p214~230。図版は3枚。
また、p301~304には、「国府祭の旧儀とその今昔」、さらにp480~481には、
国府祭においての祝詞が掲載されている。
平成25年12月には、縮小版として、『寒川神社小誌』が発刊された。
相模国 国府祭(『あるく みる きく』通巻222号)
著者名 : 田村 善次郎
出版年 : 昭和45(1985)年8月
請求記号:
K38.1 | 386 |
16 | サ |
著者は田村善次郎(たむら ぜんじろう)。
民俗学者・宮本常一の主宰による近畿日本ツーリスト株式会社・日本観光文化研究所が、
昭和42~63年に発刊した月刊雑誌『あるく みる きく』の特集号。
該当頁は、p4~37。26cm、製本。
章立ては「暗闇祭から国府祭へ」「神々を迎えるために」「神輿の旅発ち」「神輿の道行き」
「神揃山に神揃い」「大矢場での神の対面」「国府祭とはなんだろう」から成り、写真や資料を
多用し祭の時系列に沿った解説。
月刊旅雑誌『あるく みる きく』は、日本観光文化研究所に集った若手研究者たちが
全国津々浦々を歩き、宮本の監修のもとにまとめた幻の雑誌といわれる。
田村はのち、この雑誌をテーマ別に再編集し全25巻で刊行(農山漁村協会、2010~12年刊)。