大磯町史3

資料編 近現代(1) A5判 702ページ 平成10年刊行

大磯宿が資料でよみがえる

  • この「大磯町史」3資料編近現代 (1)の刊行は、全11巻発刊するうちの三巻めとなります。当町史は資料を編年順に編集し、編集の方針を総解説で、選択した資料の紹介を章解説で行いました。さらに、資料一点ごとにも解説を付け、より理解しやすくしました。
    テーマごとに章をたて、資料を編年体に編集しました。章、資料、語句などの解説をそれぞれにに付け、古代・中世の資料解題は「副読本」として付録に納めるなど、皆様に親しまれる町史づくりに努めました。
  • また、本書は近現代資料を3巻に分けて編集するうちの初巻で、明治・大正期の資料を五章に分け、440点の資料を取上げました。章の中は、行財政、産業・経済、教育、生活・文化の順に収録しました。
  • 第一章は明治初年から諸制度が制定される明治10年ころまでを、第二章は郡制度の始まりから明治20年ころまでを、第三章は大磯町・国府村の誕生から明治期の終わりまでを、第四章は大正期の大磯を取上げました。そして、第五章は関東大震災をテーマに被害状況、救護態勢、復興の歩みの順に、その経過と地震を研究する学者の考察を歴史資料として掲載しました。
近現代(1)
第一章 明治維新と近代化
1 諸制度の改革
2 地租改正
3 交通の近代化
4 明治初期の教育
5 開化期の生活と文化
第二章 淘綾郡の時代
1 三新法下の行財政
2 民権・自治の動き
3 明治前期の産業・殖産
4 教育の制度化
5 明治前期の生活と文化
第三章 町村制の施行
1 大磯町・国府村の誕生と中郡の設置
2 日清・日露戦争と大磯
3 産業の発達
4 教育の普及
5 明治後期の生活と文化
第四章 大正期の大磯
1 大正期大磯の行財政
2 産業の変化・商工業の拡大
3 学校・社会教育の拡充と中等教育の普及
4 大正デモクラシー期の生活と文化
第五章 関東大震災
1 被害状況
2 救援態勢
3 復興の歩み
4 自然史的考察