A5判 101ページ 平成18年3月刊行

今回は、現中南信用金庫の前身「大磯商工信用組合」の設立経緯、敗戦直後の大磯での住宅政策、実現に至らなかった国府停車場の明治から昭和の設置運動の流れ、大磯の地形・地質を一般の方にもわかりやすくガイド・説明、大磯馬場台遺跡から出土した風変わりな土器の素性を探る、歴史、自然、考古の分野から5つの研究テーマを収録しています。

収録内容

『大磯商工信用組合の設立』

大磯町史執筆委員 佐々木哲也

内容

現中南信用金庫の前身「大磯商工信用組合」の設立経緯を資料により明らかにする。


『敗戦後における余裕住宅解放の過程』「住宅供給関係綴」の資料紹介を兼ねて

大磯町史執筆委員 八田 恵子

内容

敗戦直後、大磯での住宅政策がでどのように実施されていくのかを資料をもとに辿る。


『国府停車場設置運動について』

元大磯町教育委員 飯田 善雄

内容

実現に至らなかった国府停車場。明治から昭和の設置運動の流れを述べる。
また、大磯停車場、相模貨物開業、西小磯・高麗駅の設置運動、新幹線にもふれる。


『大磯町の地形・地質散策』

神奈川県立生命の星・地球博物館 笠間 友博

内容

大磯の地形・地質を一般の方にもわかりやすく、また、野外で体験していただけるよう地図によるガイドと説明。


大磯町馬場台遺跡出土の甕形土器について 神奈川県西部地域における中部高地系甕形土器の実態

大磯町史執筆委員 立花 実

内容

大磯馬場台遺跡から出土した風変わりな土器の素性を探る。